探究活動の取り組み
INQUIRY LEARNING & SDGs
SDGsにつながる
敬愛高等学校 探究活動の取り組み
敬愛高校では、教室の中だけの学びに留まらず、社会とつながる「探究活動」に力を入れています。
国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の視点を取り入れ、地域や企業と連携しながら、
自ら課題を見つけ、解決策を考え、発信する力を養います。
仏教 × SDGs
Buddhism × Sustainable Development Goals 仏教の精神で社会を変える
「誰一人取り残さない」という理念のもと国連加盟193カ国すべてが合意した、世界共通目標=SDGs。持続可能な社会の実現、そのためには目の前の課題に対処するだけではなく、なぜそれをするのか、と意識の視野を広く持つことが必要となります。
いま何が必要で、自分に何ができるのか。課題を見つけ出し、他者とつながり、自分に問い続けること。その持続の中から生まれる変化の集積が、社会全体を変えていく。
仏教を建学の精神に持つ龍谷大学は、「自省利他」という行動哲学を打ち出しています。自己的な考え方や行動をしてはいないか、常に自分を省みて、他(自然・社会・人)の幸せや利益を追求することを意味します。
持続可能な社会をめざす上で欠かせない「自省利他」を礎に社会に貢献できる人や活動を生み出すことが「仏教SDGs」のねらいです。
龍谷総合学園の加盟校です
龍谷総合学園とは、浄土真宗本願寺派の宗門に関係する24法人、72校からなる国内最大の学園グループです。その建学の精神は、仏教、特に大乗仏教の精神・親鸞聖人の浄土真宗の教えに基づく、人を育成するという共通目的の基盤をもっています。
「SDGs地域企業連携プロジェクト」
地域企業の方々から出していただいた課題に対して、生徒たちがアイデアを考え、フィールドワークなどを行い、アイデアの根拠を作っていきます。
その後、資料をまとめ、地域企業の方々にプレゼン発表を行う実践的なプロジェクトです。
企業の方からのフィードバックを通じ、社会で通用する論理的思考力やプレゼンテーション能力、そして地域社会への貢献意識を育みます。
「高校生スタートアップイベント」
高校生ら約180名が参加して北九州市SDGs未来都市「高校生スタートアップイベント」が開催されました。イベントでは、敬愛高等学校の生徒が活動事例の発表を行いました。
校外のイベントに積極的に参加することで、他校の生徒との交流や、広い視野での社会課題への気づきを得る機会となっています。
高校生による活動事例の発表の様子
高校生SDGs選手権大会
北九州市は探究学習などを通して、生徒たちが地域課題等に関心を持ち、「生きる力」を身に付けるための支援として、探究学習などの成果発表会「高校生SDGs選手権大会」を実施しています。
本校の代表生徒が、北九州市長賞(最高賞)を受賞しました。
大会での発表の様子
マイプロジェクト
マイプロジェクトアワードは探究学習・マイプロジェクトを実行した全国の高校生が一堂に会し、活動の発表・参加者との対話を通して次の一歩を考える、日本最大級の「学びの祭典」です。
本校生徒も主体的にプロジェクトを立ち上げ、九州サミットや西日本サミットへの出場をはたしています。
自らの興味・関心から始まったプロジェクトが、社会とつながり、大きな渦となっていく経験は、生徒たちの自信と成長につながっています。
敬愛高等学校