学校法人鎮西敬愛学園

理事長挨拶Greeting

100周年を迎えるにあたり

鎮西敬愛学園 理事長 村上充生

学校法人 鎮西敬愛学園は、2025年に創立100周年を迎えます。この大きな節目を迎えることができるのは、これまで学園との関わりを持っていただいた全ての皆様方の温かいお力添えの賜物であり、深く感謝を申し上げます。


1925(大正14)年に藤井玄瀛先生、岡橋角之助先生が鎮西高等女学校設立を申請し認可いただいたことに産声をあげた本学園は、宗祖親鸞聖人のみ教えを建学の精神とし、校訓「聞法」「敬愛」「自立」「創造」を掲げ、教育・研究活動と人材育成に取り組んできました。この北九州門司の地で、100年もの間、手を合わせる心の教育を実践し、宗教的精神に導かれた敬愛の心をもつ、人間性豊かな園児・児童・生徒の育成に努めてきました。


また、教育体制・教育内容に関しては、変化する時代の流れを機微に捉え、先例にとらわれることなく、不断の見直しを重ねてきました。現在では幼・小・中・高校を整えた総合学園へと発展することができました。


少子高齢化が加速するわが国では、学生や生徒一人ひとりの個性をいかに引き出して伸ばしていけるか、教育の質がこれまで以上に問われる時代を迎えます。鎮西敬愛学園では創立100周年にあたり、他者を思いやり、多様な人々と協働し、未知の課題にも主体的・創造的に解決できる人材の育成に力を注いでまいります。新たなステージに挑み続ける鎮西敬愛学園に、今後ともご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。


100周年ロゴマーク

おかげさまを次世代へ


学校法人 鎮西敬愛学園は2025年に創立100周年を迎えます。 総合学園(幼稚園・小学校・中学校・高校)4つの校種。そして、 「聞法」「敬愛」「自立」「創造」の4つの校訓が、親鸞聖人のみ教え の1つの方向に向かって進んでいく姿を、仏旗の示す5つの色を 用いて、躍動感あふれる”人”をモチーフに表現しました。 様々な色を用いた100の数字には、約一世紀にわたり、多くの生徒、 教職員が高め合い、響き合ってきた軌跡を表すとともに、次世代を創る若者に「多様性を認め合う」気持ちを大切に育んでいきたいとの願いを込めています。 学校法人鎮西敬愛学園の創立100周年は、「おかげさま」「ありがとう」の気持ちを次世代に繋いでいく第一歩です。